マイクロ法人とは?【その③】銀行口座開設

前回の記事では、マイクロ法人を設立するにあたって重要なポイントの『住所』について解説しました。

今回は、作った後に早急にやるべきことである「銀行口座の開設」について説明したいと思います。

口座開設に前もって電話番号をどうするか

法人の銀行口座を開設するにあたって、申込時に電話番号を記載する必要があります。

ここで問題なのが、電話番号は固定電話番号でないと認められない(=携帯番号はNG)というケースがあるということです。

※金融機関によって様々です。携帯電話番号のみで口座開設できるところもあります。

わざわざ口座開設のためだけに固定電話の手続きをして、電話機を買って・・なんて面倒くさすぎますよね。

そんな人にオススメなのが『03plus』というサービス。

簡単に説明すると、固定電話やFAXの利用をスマホで可能にするサービスです。

導入は非常にお手軽で、価格もリーズナブルなので、私自身もう4年以上活用しております。

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銀行口座はどこを選ぶべきか

世の中に銀行はいっぱいあるので、どこの口座を作るのかというのも悩みどころですが、個人的に一番にオススメなのは『GMOあおぞらネット銀行』です。

その理由は

  • 社保の口座振替に対応
  • 公庫の借入返済に対応
  • ペイジーに対応
  • 口座開設スピードも速い
  • 振込手数料が安く、キャンペーンも多い

などなど、サービス面も非常に良くて手数料も安いという抜群のコスパであるためです。詳細の解説記事はこちらをどうぞ。

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・・さて、銀行口座も無事開設できたら、少額の売上が法人口座に入って、法人口座からは役員報酬が支払われる、という流れになります。

マイクロ法人である以上、役員報酬と社会保険料以外の特段の経費は発生しないでしょう。

つまり、ここまで順調に行けばしばらくはやることは無いわけですが、次に発生する大きなイベントは会社設立日から約1年後の『法人の決算・申告』です。

※細かいイベントとしては、社会保険の算定基礎届、源泉所得税の納付、法定調書の提出などありますが、どれもそこまで難しいものではなく、重要度も比較的低いものです。

『法人の決算・申告』については、また次回の記事で解説したいと思います。