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2024年10月16日 / 最終更新日時 : 2024年10月16日 taxt ブログ【PR】

GMOあおぞらネット銀行を会社（法人）の社会保険料引き落とし口座に変更する手続き

年金事務所から会社に毎月届く社会保険料の納付方法として、口座振替、つまり預金口座からの引き落としで納付する方法があります。

ただ、この引き落とし先に指定できる預金口座は限られていて、基本的には実店舗がある信用金庫や地方銀行・メガバンクしか指定できないのが従来の仕組みでした。

つまり、ネットバンクは基本的には引き落とし口座には指定できなかったわけですが、2024年4月から【GMOあおぞらネット銀行】 は全国健康保険協会（通称：協会けんぽ）が運営している健康保険制度の料金の口座振替に対応可能となりました。

ネット銀行としては革命的で、非常に素晴らしい取り組みだと思います。

・・ということで、私自身が運営している会社の社会保険料の引き落とし先もGMOあおぞらネット銀行に変更してみましたので、今回はその流れについて解説したいと思います。

健康保険・厚生年金保険保険料口座振替納付（変更）申出書

まずは「健康保険・厚生年金保険保険料口座振替納付（変更）申出書」という書類に必要情報を記載します。

この書類は日本年金機構のHPからダウンロードすることができます。

健康保険・厚生年金保険　保険料関係届書・申請書一覧：https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kounen/hokenryo.html
⇒「健康保険・厚生年金保険保険料口座振替納付（変更）申出書」のリンク先より。（PDFとExcelの様式がそれぞれあります。）

・1枚目は年金事務所宛て、2枚目は金融機関宛てとなっており、1枚目には「金融機関の確認印」という箇所がありますが、GMOあおぞらネット銀行の場合はここは空白でOKです。

・記入が終わったら、2枚とも年金事務所（広域センター）に送付すればOKです。

※「健康保険料・厚生年金保険料を口座振替によって納付したいときの詳細説明」という資料には、提出先は「金融機関」と記載されていますが、2枚とも年金事務所に送るので大丈夫です。（実体験です。）

書類を郵送した後しばらくしたら、GMOあおぞらネット銀行から以下のような通知が来ます。

こちらを承認手続きします。

完了すると以下のような通知が来ました。

その後しばらく待っていると、年金事務所から以下のような書類が届きました。

無事に手続きできたようですね。

・・なお、この書類に記載されている「振替開始年月分」の「令和6年8月分保険料」というのは、8月末の引き落としの保険料という意味ではなく、8月分⇒9月末引き落としの保険料から振替開始という意味になります。

分かりづらいので、ご注意ください。

私の場合は、以下のような時系列となりました。

つまり、最初のアクションから社会保険料の引き落とし口座が変わるまでは、3か月弱ほど要した感じですね。

これはあくまでも私の一事例に過ぎないですが、ご参考になりますと幸いです。

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