空き家を放置し続けるとどうなるか?実例を紹介します

親から家を相続したものの、どうすればいいのか分からず面倒だし、考えたくもないので、そのまま放置してしまっている…

こんな状況の人も多いのではないでしょうか。
放置していると大きな問題に発展する危険性があるので、今回の記事では具体的な事例を紹介いたします。

空き家のブロック塀が倒壊して自動車を壊してしまった事例(2011年)

空き家のブロック塀が倒壊し、それが他人の敷地に飛んで行って、そこに止まっていた自動車を破損させてしまい、損害賠償請求の裁判にまで発展した事例があります。

結果、空き家の所有者は損害賠償を命じられる結果となりました。(最高裁平成23年1月20日判決)

空き家だからといって、所有者である以上、責任を逃れられないというわけですね。

空き家から火災発生した事例(2025年)

空き家から火災が発生し、それが延焼して、車3台と近隣住宅7棟にまで被害が広まったという事例があります。(2025年8月、千葉県流山市)

火元の建物からは遺体も発見されました。

出火の原因はまだ明らかになっていませんが、もしも「電気系統に問題があり、それを分かっていたうえで放置していた」など重大な過失があるということであれば、空き家の所有者には法的責任が追及される可能性があります。

空き家の不法占拠の事例(2024年)

住居に困った20代の男性が、ネットで探した空き屋に無断で住みはじめ、その約1か月後に見つかってしまい逮捕、という事件がありました。(2024年4月、長崎県大村市)

この事件では、空き家を管理していた不動産会社の社員が見回りをしているときに、誰かが勝手に住んでいることに気が付き、男の逮捕にまで至ったようです。

逆に考えると、誰かが見回りをして気が付かない限り、その男はバレずに住み続けることができた、ということになりますね。

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以上、「空き家のことは考えたくない・・」と言って放置し続けると、「重大な責任問題」や「犯罪の温床」にまで発展してしまう危険性があることが分かったと思います。

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