大学院1年生の思い出

6回目の税理士試験。
簿記論を受験し、自己採点をしたところ、TAC基準でも大原基準でも、合格確実ラインに達していました。
特に大原基準にいたっては、合格確実を8点も超えている状況です。

「さすがに受かるだろう」と。そう思いました。
でもやはり、合格通知を受け取るまでは確証が持てません。合格確実を超えていて、不合格だった実績もあるので。
ただ、以前から法人税の勉強をしっかりしたいという気持ちはあったので、大原の法人税の通信コースに申し込み、ぼちぼち勉強はしておりました。

ぼちぼち勉強しながら、友人と飲みに行ったり、ダラダラゲームをしたり・・・
そんな日々の中、迎えた合格発表日。税理士試験等結果通知書。封を開けると・・・

ほっとしたのを、覚えています。「喜び」ではなく「安堵」です。
6回目の受験で、何とか合格した簿記論。会計2科目、税法1科目を取得した状態になりました。
・・・つまり、2科目免除で税理士になれる状況です

大学院に行って税法2科目免除という選択肢は、税理士試験受験当初から頭に入っていました。卑怯だと言われることもありますが、僕は特に抵抗はありません。世間一般の人々は、税理士と会計士との違いすらわかっていない人が大半です。そんな現実なのに、資格の“取得方法”なんて、ちっぽけなことに拘る必要なんて無いでしょう。結局は、どれだけお客さんの役に立てるか、必要とされるか。それが全てなのでは。

という思いからも、合格通知を受けた週の土曜日に、僕は大学院の説明会に臨みました。
千葉商科大学大学院というところで、いわゆるアカウンティングスクールです。その時住んでた家からは比較的近かったので候補だったのですが、やっぱりアクセスはあまり良くない場所でしたね。とりあえず大学院の概要の説明を受けたり、図書館の見学をしたり、修了生との懇談会みたいなのもありました。

その中で、事務局の人に、「2年で無事修了できる人の割合はどれくらいか?」と質問したところ、3分の2くらいだと言われたのを覚えています。なかなか厳しいものです。やはり、そこはアカウンティングスクール。必要単位数が、すごく多いのです。
働きながらの大学院進学を検討してる人は、アカスクに行くことはマジでおススメできません。論文以外の苦労が多すぎます。

ということで、僕は必要単位数が30単位くらいの普通の大学院に狙いを絞りました。キャンパスの立地や講義の開講日、試験日、出願期間なども考慮した上で、3つの大学院を候補とします。研究計画書、志望理由書、筆記試験、面接(口頭試問)を経て、無事合格に至りました。(2017年の記事参照)結果としては、そのうち一番行きたかったところにいけたので、良かったと思います。

大学院入学後、同級生とも会話したのですが、まぁ確実に言えることは、大学院の入試は税理士試験に比べたら余裕だということです。同級生の話を聞くと、研究計画書なんて適当だったって人が少なからずいました。そんなもんでも受かるのです。大学院も、学生不足に苦しんでいますからね。あと、確実なことは、秋入試よりも春入試の方が、圧倒的に受かりやすいということです。秋入試には、税理士試験の結果を踏まえての受験生が殺到しますから(自分も同様)。当然の結果です。

さて、大学院受験当時のプランとしては、大学院の合格通知を受けたことと同時に、会社に退職の意向と伝えようかと思っていました。
「大学院に行こうと思うので、会社を退職します。」
会社に対しても、シンプルで説明が付きやすいです。そして、次回の税理士試験までは大学院1年生&税理士試験法人税法の勉強をして、試験終了後、どこかの税理士事務所で働こうかと。法人税法は、合否に関わらず、一度は真剣に合格に向けて勉強がしたい。それが青写真でした。

ところが、予想外の事態が起こります。上司の退職です。
上司だった人から、自分がかなりの仕事を引き継いでいたので、上司が辞め、その直後に自分も辞めるとなると、非常に会社に迷惑がかかります。したがって計画通りに辞めることはできませんでした。さて今後どうしようか、どう動くべきか・・・

そう悩んでるうちに、大学院は始まります。始まってしまうと、日々の仕事をしながら、大学院の課題等をこなしていくだけで精一杯です。特に最初の4~5月は、慣れません。かなりしんどかったのを覚えています。

しかし、、夏休みが近づいて、大学院も落ち着いてくると、また友人等と遊び出すようになります。
夏休みには島に旅行に行って海水浴をしたり、イルカウォッチングしたり。この時期は楽しかったですね。

夏休みが終わり大学院後期が始まると、次第に仕事も大学院も忙しくなっていきます・・
そんな苦しい勉強&仕事の日々を経て、なんとか大学院1年生は終わるのでした。。

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